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2006年 03月 19日
3月といえば、卒業、そして旅立ちの季節。
今日も街中で、卒業式帰りと思しき学生さんをたくさん見かけました。 さて、卒業式といえば卒業ソングが付きものですが、私らのときだと、 やはり定番はユーミンの「卒業写真」だったでしょうか。 でもこの曲、厳密にいうと、卒業からだいぶ経った頃の情景を歌った もので、卒業式の歌というにはちょっと違う気がするのは私だけ? 「卒業写真」はHi-Fi Setの演奏でブレイクしましたが、Hi-Fi Setには この季節にもっとふさわしい素晴らしい曲があるのです。ということで ようやく本題、3月に聴きたいHi-Fi Setの曲を2曲ほど紹介。 Goodby School Days アルバムPASADENA PARK(1984)に収録。 タイトルから分かるように、まさに卒業ソング。 ミディアムテンポのこの曲は、卒業式に臨む複雑な心境を綴った歌詞が、 メジャー調だけどどこか切ないメロディーと相まって、卒業式の 晴れ晴れとした寂しさ(By菱沼聖子)を見事に表現しています。 デミアン アルバムIndigo(1985)に収録。 これは卒業の歌ではないし、未だに歌詞の内容がよく分かっていないところ もあるのですが、、、 出会い、挫折、別れ、旅立ちなどを爽やかに謳いあげた、 『青春賛歌』とも言うべき楽曲。Dメロの美しさは格別です。 実は私、高校~大学と卒業式に出なかったため、卒業式の感慨って、 自分の中に全く残っていないのです。 小・中のそれは、さすがに忘却の彼方ですし。 正直、自分にとって学生時代ってあまり楽しいものでもなかったので、 卒業式に出られなかったこと自体、別に残念とも思っていないのです。 が、あの頃というのは、自分という人間の形成に少なからず影響を 及ぼした時期であることには違いなく、ちゃんとケジメをつける意味でも、 卒業式の晴れ晴れとした寂しさは味わっておくべきだったのかなー、と 今日のような光景を見るにつけ、思うことがあります。
by pyonta_z
| 2006-03-19 23:11
| 音楽
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